林グループの歴史 | 福岡の土木・生コン・物流「林グループ(林ホールディングズ株式会社)」

HISTORY

林グループの歩み

1963

林宗臣が福岡市西区にて林組を設立

福岡県飯塚市で土木工事の仕事に就き、現場に泊まり込んで経験を積んだ林宗臣が1963年6月に福岡市西区野方の自宅にて「林組」を設立。1966年には福岡市指名業者の申請を行い、認可を得たことで公共工事の元請受注が可能となった。高度経済成長期を迎えた社会情勢と、工事用車両や機械類をいち早く導入したことで売上は格段に増加した。

創業者 林宗臣
1973

林組を法人化し林宗土木(株)を設立

1973年1月、林組を法人組織化し、福岡市西区橋本に林宗土木株式会社を資本金300万円で設立。当時、従業員は5~6名だったが現場の作業員は常時20名を超える規模に成長。

創業者 林宗臣、山田副社長、山田専務
1978

(有)野方産業設立 生コン事業に着手

農業用水路や河川工事など大量の生コンクリートを使う現場が多かったが、繁忙期に生コンを確保が困難で工事の進捗に支障をきたすことが頻発した。この問題を解消するために1978年6月に有限会社野方産業を設立し、4tミキサー車3台で他社工場から生コンを仕入れて自社の現場への搬入や生コンの販売を開始した。1980年には福岡市西区の下水処理場建設工事で使用された0.5㎥練りの現地生コンプラントを買い取り、現在の本社に自社で組み立て生コン事業を開始した。

飯盛プラント
1983

(有)野方産業の飯盛工場(生コン工場)がJIS規格取得

最初に建てた工場はJISを持っていなかったために納入先はJISの不要な民間工事のみに限定されていた。JIS規格取得こそが生コン事業拡大の最大の鍵と考え、1983年に1.0㎥練りの中古プラントを購入し、同年12月にJIS規格を取得。公共工事の受注が本格化した。1989年、生コン協同組合に加入し安定経営の基礎を築くとともに、同年4月には2.5㎥練りの中古プラントを購入し飯盛工場の生産能力を向上させた。

1990

飯盛運輸(株)を設立

1990年2月、飯盛運輸(株)を設立。10tダンプカーを5台購入し、生コン事業と土木事業で使用する資材の運搬を開始した。これが現在の物流事業の始まりとなった。ここに現在グループの中核を成している3つの事業部門が揃った。

1991

初代会長林宗臣から林宗一へ代表交代

1991年、初代会長林宗臣が退任し、林宗一(現会長)がグループ代表となった。ここからグループの拡大と再編が始まり、グループ全事業での経営資源の適時適正配置を徹底することで、シナジー効果を最大化することを目標とした。また、同年には野方産業を有限会社から株式会社へと組織変更を行った。

林宗一 会長就任
1995

(株)野方産業を野方菱光(株)へ組織変更

1995年4月、株主である三菱マテリアル株式会社様より姪浜工場の営業権を譲り受け、操業を開始。福岡市西区は飯盛工場との2工場体制となった。同年9月には野方産業が西日本菱光を吸収合併し、野方菱光株式会社に名称変更した。

姪浜工場操業開始
2002

全事業部で拡大路線を展開、㈲広陽がグループ参入

土木事業は、2002年4月に下水道維持補修分野の設備投資を行い下水道管調査ならびに管更生工事に本格進出。同年4月に、広陽産業を買収し有限会社広陽に名称を変更。これで土木事業の受注体制は4社に拡充した。
物流事業は、2002年9月に福岡西部地区の生コン4工場の全量輸送を飯盛運輸株式会社で受託し㎥請け契約を開始。

2006

震災復興事業へ

第三の創業、100年そして1000年と永続する企業へ

2005年3月、福岡県西方沖地震が発生。損害が最も甚大であった玄界島での復旧工事に対応するため、生コン事業では復興事業用の現地生コンプラントとして2006年9月に玄界島工場を操業開始した。同時に土木事業では玄界島小中学校の砂防工事を福岡市から請け負った。
またこの年より中長期経営計画「Spirits100」が開始。企業理念も刷新され、第三の創業期を迎えた。

玄界島工場プラント操業開始
2008

林ホールディングズ(株)設立

2008年3月、管理部門の強化とグループ戦略の策定・徹底を図ることを目的として、林グループ全社のホールディングカンパニーとして林ホールディングズ株式会社を設立。

2012

東日本大震災復興のために

2011年3月11日、東日本大震災が発生。マグニチュード9.0という国内観測史上最大のこの地震からの復興の一助となるべく、飯盛運輸では2012年にミキサー車50台を被災地・宮城県に配置し生コン輸送事業を展開した。

気仙沼営業所開設
2013

環境事業進出、太陽光発電事業開始

2011年3月に発生した東日本大震災の影響により国策として再生可能エネルギー供給力の拡充が推進される中、林ホールディングズ株式会社は、2013年新規事業として環境事業に進出。長崎県松浦市の遊休地10,000㎡に624.7kWの太陽光発電所を操業開始した。

竣工 林ホールディングズ(株) 松浦太陽光発電所
2014

拡大と機能強化に向けて

東日本大震災の復興が進む中、生コンクリートの供給課題を解消するため気仙沼・南三陸復興生コンJV戸倉工場が建設され、その運営を同JVより委託され生コン輸送に加えプラント運営に携わる。
また、飯盛運輸株式会社が、関東拠点となる桜ヶ丘営業所を開設。さらに土木事業ではSTO乾式吹付工法(コンクリート補修・補強工事)を導入し、生コン事業においては高流動と高強度の大臣認定を取得。多様な出荷を可能にし、新設備の導入と既存設備の改修を進めた。

戸倉プラント
2016

(有)あわコーポレーションがグループ参入

(有)あわコーポレーションがグループ参入。これにより福岡市東区再開発に向けた出荷体制を強化した。
2016年11月8日に地下鉄七隈線延伸工事中に博多駅前道路陥没事故が発生。縦横約30メートル深さ約15メートルの道路陥没とライフラインが停止する事故の復旧工事に、飯盛運輸株式会社の生コン車を24時間体制で流動化処理土を運搬。事故後の早期復旧に貢献した。

(有)あわコーポレーションにて製造受託開始
2017

(株)FKBと(株)納所運輸がグループ参入

生コン事業を営む株式会社納所運輸と特殊貨物輸送事業を営む株式会社FKBを新たにグループ傘下に迎えた。飯盛運輸株式会社では生コン輸送拠点として練馬営業所(関東)および熊本営業所(九州)を新たに開設し事業基盤を強化した。
事業規模拡大に伴いグループ社員数は340名を超え、その力を最大限に引き出していくためグループ内に人財開発部を設置。

国内運輸版会長塾
2018

環境(市場)の変化に柔軟に対応

生コン事業ではSCC-SコンクリートのJIS規格取得や冷却水製造設備貯水槽の新設によって新たな商品開発や品質向上に取り組む。また、貯水槽を地域の防火水槽として利用できるよう所轄の消防署と災害協定を締結した。
物流事業においては、従来の定住型拠点展開から需要過多エリアへの迅速な展開を可能にするジプシー事業を創設。福井県にて操業を開始し北陸新幹線工事の生コン輸送を行った。
グループ内に安全衛生委員会を発足し安全衛生宣言を実施した。

冷却水製造設備貯水槽
2019

アサクラ開発(株)設立

株式会社朝倉より砕石採取事業を譲り受け、アサクラ開発株式会社としてマテリアル事業を開始。アサクラ開発株式会社を設立してマテリアル事業を開始。

アサクラ開発(株)設立
2020

林ホールディングズ(株)本社社屋竣工

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響もあり、建設資材の供給がままならない中、2019年12月より建設を進めていた本社社屋が2020年6月に完成した。また、チャレンジ2025を掲げ事業の再編と組織内変革に取り組む。

地鎮祭
2021

(株)にくやのにかいがグループ参入、
飲食事業開始
(株)ハヤシ設立

精肉卸販売および飲食店(焼肉店)を営んでいたオーナー様より事業を譲り受け、2021年4月より株式会社にくやのにかいとしてグループ初となる飲食事業を開始。 また、グループ総合商社として同年11月に株式会社ハヤシを設立した。

(株)にくやのにかい グループ化
2023

(株)長岡サンコーがグループ参入

2023年7月より新潟県に本社を置く株式会社長岡サンコーをグループに迎え、日本全国への生コン輸送事業を展開中。

種子島営業所開設
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