
工場が学びの場に変わる特別な一日
先日、福岡地区生コン協同組合主催で、野方菱光株式会社の飯盛生コン工場において
「親子生コン体験ワークショップ&工場見学会」を開催しました。
生コンクリートと聞いて、どんなイメージを持ちますか?
多くの方にとっては「工事現場にある灰色のドロドロしたもの」という漠然としたイメージかもしれません。
しかし実は、道路、橋、学校、病院、そして私たちが住む家まで、社会のインフラを築く上で欠かせない重要な材料なのです。
今回のイベントは、小学生やそのご保護者の皆様に、普段あまり目にすることのない「生コンクリート」がどのように作られ、私たちの
生活を支えているのかを楽しく学んでいただく機会として企画されました。
小学生とその保護者の皆様にご参加いただき、普段は製造現場として稼働している工場が、この日は親子で学べる特別な場所へと変身
しました。

柔らかさから強さへの大変身!
生コン体験ワークショップでは、まずセメントに水を混ぜるところから始まりました。
参加者の皆さんは、型枠に生コンを流し込み、そこにアルファベット、リボン、アニメキャラのマスコットなどを自由に配置していきま
す。
「どれにしようかな」「ここに置いたら可愛いかも」。
子どもたちが真剣に、そして楽しそうに飾り付け。それぞれの個性溢れる作品が生まれていきました。


そして、ここからが生コンクリートの不思議な力が発揮される瞬間です。
最初は柔らかくドロドロとしていた生コンが、時間とともに徐々に硬くなっていく様子を体験していただきました。

ワークショップの後は、工場見学へ。
巨大なミキサー設備や、大きなトレーラーから採石が荷下ろしされる様子を間近で見学していただき、スケールの大きな製造現場の迫力に
触れていただきました。

今回のイベントは、子どもたちに「ものづくり」の楽しさを伝えるとともに、「私たちの仕事は、地域社会の生活に直結している」という
メッセージを伝える貴重な機会となりました。
皆さんには、これからも私たちの仕事を身近に感じていただけたら嬉しいです。
道路を歩く時、建物を見る時、「これも生コンクリートで作られているんだな」と思い出していただければ幸いです。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

これからも地域とともに歩み、社会に貢献でき常に必要とされ続ける企業であり続けたいと思います。
ブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。